日照権を知ろう!
カテゴリ: マンション
日照権を知ろう!マンションを購入するする条件の三大要素を皆さんご存知ですか?一般的に「マンション価格」「立地」「間取り」の3つが大きな要素となります。その他の要素の中で、気になるポイントは「南向き」なのではないでしょうか?購入時にいくら日当たりが良くても、目の前に新しいマンションが建設されてしまってはせっかくのお気に入りマンションが台無しです。そこで、「南向き」を守る、「日照権」についてご紹介いたします。
【日照権はどこまで確保される?】
人にとっても自然にとっても太陽の光が与えてくれる恩恵は大きいもの。特に日当たりをマンションの購入条件の上位に入れている方にとってはなおのこと。しかし、日影制限のない、商業・工業地域だけをさければ安心とばかりは言えないのが現実です。地方自治体の条例により、詳細はことなりますが、建物が受ける日照時間は、敷地境界線からの距離と建物の高さをもとに計算しています。判断基準としては、冬至の午前8時から、午後4時までとなります。例えば、第一種・第二種低層住居専有地域のおいて。軒高が7m超または、3階以上の建物を建てる場合は、敷地境界線の先5mの位置に地面より1,5mの高さで水平面を描き、マンションの日影になる部分を冬至に測ります。この測定方法で1,5m以上の高さの場所に3時間以上日影をもたらしてはならない、ということになっています。
低層住居専有地であっても、軒高7m超の建物が建てば、1階では日照が阻害される可能性も出るでしょう。中高住居専有地では、2、3階であっても同じ問題が発生しないとも言い切れません。しかし、建設される建物に法的な問題がないのであれば、行政としても工事の中止を要請出来ないのです。そのため、日照権に関しては、金銭で解決されるケースがほとんどのようです。
長期的な日照権の確保を考えているのであれば、前面道路の幅を測定したり、購入する住戸の階数を考慮することも大切です。自治体の建築指導課で聞けば、建物の周辺の日影規制を教えてもらえます。マンション購入後に周囲に建物がたって我慢出来ない時には、マンションの住居者全体で交渉を行うこともとても大切です。
